小屋暮らし実践者の方々の家づくり(の様子の配信)を見ていてプロの大工さんのところで勉強させてもらっていた者から感じるところを今回は書いてみたいと思います。
小屋暮らし(タイニーハウス)実践者の方々の家づくりを見ていて、率直に感じるのは「安物買いのゼニ失い」ということでしょうか。念の為、付け加えておきますが、私は小屋暮らしの人たちを批判したいと思っているわけではありません。彼らはみんな、知識も経験もないのに、個人で調べるだけで、あれだけの家を作ってしまうわけで、この行動力は本当に素晴らしいと感じます。なかなか誰にでもできることではありません。
プロの建築の現場を見たことのある私からすると「こうすると、もっと楽で、住みやすくて、お金もかからない家が建てられるのになあ」と感じる点があります。
・棟上げは3〜4人で行う方が、早くて正確で、逆に安い説
小屋暮らし実践者の方で、小屋を立て直しされる方は何人かいらっしゃいます。小屋なので一般的な住居を立てるよりは安いものの、何棟も建てると、結果として、総額ではお金がかかってしまいます。だったら、一度で、満足のいく家を建ててしまうことがいいのではと思います。プロの方々の経験や専門の道具にお金を払うのはそれほど高い買い物ではないと感じています。